健康に良い発酵食品!

美味しくてヘルシー、健康的にもいいヨーグルト。現在では色々な種類も発売されて、自分が好きな種類を選ぶのも楽しいですよね。
また昨今メジャーになってきたの米麹を使った甘酒や塩麹などの発酵食品も、毎日の食事に奥深さをプラスしてくれる頼もしい食材です。
今回は、そんな発酵食品が家でも作れるタニカの「ヨーグルティア」を我が家で6年間愛用している体験談と簡単なレシピを書いてみました。
このブログは、以下の方におすすめです。
・健康に気をつけたい
・ヨーグルトや甘酒が好きで良く食べている
・節約したい
・発酵食品を作る過程に興味がある(趣味や自由研究に)
<我が家で購入したきっかけ>
夫がヨーグルト好きで、元々実家でも自家製ヨーグルトを作っており
結婚前に一緒に暮らし始めたタイミングから「ヨーグルティアを購入したい」と言ってきました。
一方、これまでそんな機械を扱ったことのない私は購入に反対。
菌を扱って培養するということがとても繊細な作業に思えて、ズボラな自分にできないだろうと思っていたのです。

ヨーグルトや甘酒を良く食べているなら、ヨーグルティアはマスト
結論、「ヨーグルティア買ってよかった!買って正解」でした。
元々は自家製ヨーグルトを作るのに反対だった私ですが、現在では自分でも作って楽しんでいます。
ズボラで飽きっぽい私でもなぜこんなに続いているのか、以下理由を考えてみました。
<ヨーグルティアのメリット>
・使いやすい
・手入れしやすい
・美味しい
・とても節約になる
・容器のゴミが減る
もう少し詳しく説明します。
まず、設定が温度と時間の2つのみで、スイッチを押すだけなのでとても簡単です。
多機能な炊飯器よりも使いやすい感覚です。
次に容器のお手入れのしやすさ。
ヨーグルトは粘度が高くタンパク質汚れが落ちにくいですが、容器の口が広いので洗うのも楽々。
我が家は軽さ重視でプラスチックのタイプを使っていますが、ガラスタイプだとより汚れを落としやすいですし、衛生面では捨て難いです。
肝心の仕上がった味ですが、市販品を買うより美味しいと感じました。
そして飽きっぽい私も全然飽きずに美味しく食べることができています。
温度や湿度、時間により微妙に味わいが異なるのも食べる楽しみです。
慣れてきたら、自分好みに微調整アレンジできるのもいいです。
そして後述しますが、食費の節約の効果が抜群なのです。
市販品を買うよりも美味しくて節約もできるなんて最高ですね。
最後に、ヨーグルトのゴミ容器が減ります。
主にプラスチック容器に入っているヨーグルト。毎日食べていたら結構な量になりますよね。
しかもタンパク質で容器がベトベトしやすく洗い流すのも手間です。
自家製だと、作った容器そのままで保管できるのでゴミの削減にもなります。
<ヨーグルティアのデメリット>
そもそも買ってきたらすぐ食べることができるヨーグルトを「作る」ということが手間。
作る前の「消毒」も面倒ですが、食中毒予防のためには必要です。
しかし、このような「面倒くさい」デメリットも、お米を炊くように料理の一連の作業に加えてしまうと
そんなに面倒に感じなくなってきます。
デメリットよりも、上記に挙げたメリットの方が多いので長く使いたくなるのかもしれません。
![]() | 価格:14960円 |

ヨーグルトと甘酒は毎週作っており容器はそのまま保存用に使っているため、容器のローテーションが回るように追加購入して、合計3つ持っています。
![]() | 【本体別売り】 PP樹脂製内容器 ヨーグルティア ヨーグルトメーカー 専用(YS-01/YS-02/KS-02使用可) 価格:1210円 |

上記はプラスチックのタイプ。軽い。
下記はガラスのタイプ。より手入れしやすく衛生的、なんかおしゃれな感じで気分が上がる!
![]() | ガラス内容器(ガラスポット) ヨーグルティアS ヨーグルトメーカー 専用(YS-01/YS-02/KS-02使用可)【YS-02G付属品】 価格:2310円 |

自家製と市販品の値段比較してみました

今回は、我が家でも毎日食べているR1ヨーグルトについて、市販品と自家製ヨーグルトの値段を比較してみます。
R1は免疫を高める効果があるということで、ここ数年は免疫強化商品の定番ですよね。
1日1つは食べる(飲む)ので欠かせないという方も多いのではないでしょうか。
自家製ヨーグルトの値段 VS 市販ヨーグルト1ヶ月分の値段
自家製ヨーグルトを作ると、食費の節約になると書きましたが
実際にどれぐらいお得なのか計算してみましょう。
まず市販品のR1はドリンクタイプ。
・R1 ドリンクタイプ 112ml ¥135(税込)/1個
1人が1ヶ月毎日飲むと考えると
112ml×30日=3,360ml (約3Lのヨーグルト)
¥135×30日=¥4,050/月
1ヶ月で約3L、¥4,050の市販ヨーグルトを消費していることになります。
ちなみに
¥4,050×12ヶ月=¥48,600/1年
1年で計算するとヨーグルトに¥48,600かけていることがわかります。
もし3名家族だと ¥48,600×3=¥114,618
1年で11万円以上もヨーグルトにかかっていることになります。
こうして見ると結構大きい金額で驚きますね。
次に、ヨーグルティアで自家製ヨーグルトを作った場合のコストを見てみましょう。
・ヨーグルティア スタータ向けのセット 9,350円 12,870円(税込)
(本体+混ぜる用スプーン、容器2個、ケフィア種菌、レシピブック)
使うものと価格
①ヨーグルティア(スタートセット) 12,870円
②種菌のR1¥145×3個=¥435
③牛乳¥219×3個=¥657
※牛乳は西友のPB商品1000ml
※電気代は計算外とします
①+②+③=¥13,962・・・ヨーグルティアで3Lヨーグルトを作るのにかかる金額
1人暮らしなら約2ヶ月半で元がとれ
3名家族で毎日1人1個飲んでいるなら、1ヶ月せずに購入代金の値段が回収できます。
しかも、今回は種菌のR1を毎回買う計算なのですが、
なんと自家製ヨーグルトでは作ったヨーグルトを再度種菌として1〜2回使って培養できるので、実質もう少しお得になるのです。
いかがでしょうか。
節約目的だけでも、十分にヨーグルティアを購入するメリットがあることが分かりますね。
自家製甘酒の値段 VS 市販甘酒1ヶ月分の値段
ついでにもう一つ、米麹の甘酒の例も見てみましょう。
「飲む点滴」と言われ美容と健康にも良いと近年注目されている甘酒。
甘酒には2種類あります。
・日本酒を作る過程で出た酒粕でつくる甘酒
ほんのり日本酒の香りと味がする。
アルコール分が含まれることがあるので、子どもや妊婦さんは注意
・米麹で作る甘酒
お酒の香りや味は全くない。
アルコールは入っていないので子どもや妊婦さんも安心して飲める
我が家で作っているのは、後者の米麹由来の甘酒です。
米麹甘酒は優しい甘さでそのまま飲んでも料理に使ってもとても美味しいのですが
毎日となると、結構お高いんですよね・・・。
・マルコメ 麹甘酒 125ml ¥166(税込)
125ml×30日=3,750mL
¥166×30日=¥4,980/月
1ヶ月分は約4L・¥5,000になります。
ヨーグルティアで自家製 甘酒を作る場合は・・・
①ヨーグルティア(スターター向けのセット) 9,350円 12,870円(税込)
*マルクラ 乾燥米麹 500g ¥702(税込)
※我が家では甘酒1回約1L作るのに半分使用しているため、1L¥351円とします
甘酒作りの材料は以下2点のみ。
・上記 乾燥米麹(袋の半分)
・水 (水道水のため¥0とします)
②4L×¥351=¥1,404/月
ヨーグルティアで甘酒を作る場合、初月は以下の通りです。
①+②=¥14,274円
約1ヶ月市販の甘酒を飲んだ場合が約¥5,000だったので、自家製甘酒だと2ヶ月ちょっとで元を取れるという計算になります。
つまりヨーグルティアを買って、ヨーグルトも甘酒もガンガン作ったとしたら
もう1ヶ月ぐらいで本体の値段の元が取れて、かなりお得になるということが分かります。
ヨーグルティアで発酵食品を作ってみよう!

まずは食中毒に注意!
低温調理なので、説明書をしっかり読んで、特に下記はきちんと守りましょう。
・容器の消毒(少量水を入れて電子レンジで2分)
・温度管理 (レシピに沿って)
・忘れて放置しない (長時間発酵なので忘れがち) 等
我が家の失敗談として、設定温度を間違える、忘れて2日程放置は何度か経験あります(汗)
とても勿体無いですが、身体を壊してはその何倍もお金も体力も奪われ大変です。
そんな時は危険を冒さず潔く、食べずに破棄しましょう。
作るのに慣れるまでは、メーカー推奨の手順をきちんと見て作りましょう。
それでは、我が家自家製ヨーグルトと甘酒の作り方を簡単にご紹介します。
R−1ヨーグルトの作り方
材料
・牛乳 約1L 1本
・R1ドリンクタイプ(ノーマル) 1本
①容器とスプーンを消毒する
100cc程水を入れて、内蓋をかぶせ、レンジで約2分
②容器の熱が取れたら、牛乳1本とR1ドリンクを入れてスプーンで良く混ぜる
③ 設定:43℃ 8時間 でスタート
④終わったら冷蔵庫で冷やし固める
<ポイント>
・消毒後の容器をしっかり冷ます
・ドリンクタイプを使うと混ざりやすい
・牛乳とヨーグルトは、作る前に冷蔵庫から出して常温にする
*容器がほんのり暖かい&牛乳が冷たい場合は、牛乳を先に容器に入れた後にヨーグルトを入れる。冷たい牛乳で容器を冷ますイメージ。ヨーグルトを先に入れると、種菌が変異する?のか若干風味が変わります。普通に食べられますのでお好みです。
・出来上がったら、冷蔵庫に入れて固める。
(出来上がってすぐはゆるゆるで固まっていないので食べられないです。揺らすと良くないので、なるべくそーっと運びましょう)
・種菌のR 1は、低脂肪タイプだと酸味・コク少なめでさっぱりすっきりした感じに仕上がります。
コクが欲しい場合はノーマルタイプにすると美味しいです。
タイムスケジュール例
朝食べたい場合:2日前の夜に仕込むとベスト
・夕飯の準備時・・・容器消毒、牛乳&ヨーグルトを冷蔵庫から出す
・夕食後・・・容器に牛乳&ヨーグルトを入れて、温度と時間をセットしスイッチON
・翌朝・・・容器を取り出し冷蔵庫へ入れる
数時間後に固まったら食べられます!
<ヨーグルトの使用例>
・カレーや洋風煮物に大さじ1〜2入れると爽やかな酸味が加わり、本格的になります。
・水切りヨーグルトを作り、+塩でマヨネーズ代わりにしたり、+甘味でアイスにも
米麹の甘酒の作り方
材料
・乾燥米麹(使う前にしっかりほぐす)
・水
① 容器とスプーンを消毒する
100bb程水を入れて、内蓋をかぶせ、レンジで約2分
②容器の熱が取れたら、容器の 1/3程度に乾燥米麹を入れる
③水を入れる 米麹がひたひたになるぐらいでOK
④スプーンで良く混ぜる
⑤設定:60℃ 8時間
⑥8時間後、容器を取り出し、粗熱が取れたら冷蔵庫へ入れて冷やす
<ポイント>
・初めからバラバラになったタイプの米麹だと時短になるし扱いやすい。
我が家ではマルクラの乾燥米麹をAmazonか楽天で購入しています。
![]() | 価格:635円 |

・スーパーの冷蔵コーナーで良く見かける「みやここうじ」は固まっているものが多いので、袋の上から手で揉みほぐしてください。
・乾燥米麹は出来上がったあと、水を含んで2倍近く膨らみます。
乾燥している状態では半分以下の使用量がいいでしょう。
・水加減:米麹にかぶればOKですが、私はヒタヒタが好みなので米麹の表面から指の第2関節上ぐらい水を入れます。柔らかめのお米を炊く時のイメージです。
あとはお好みで!
出来上がった甘酒は単体だととても甘いですが、雑味少ないせいか後味さっぱり感じます。
他の食材と合わせると主張しすぎず料理のカドが取れて優しくホッとする風味に仕上がります。
この自家製ヨーグルト+甘酒が本当にとても美味しくて、我が家の毎朝の定番。
甘さの味付けは主にこの甘酒で足りるようになったので、ハチミツや砂糖等は殆ど使わなくて済みます。
意識していたわけではないのですが、普通に美味しいものを選択した結果、白いお砂糖レスな生活をしています。
<米麹甘酒 使用例>
・豆乳と混ぜてドリンクに
・砂糖やみりんの代わりに料理に使う
・ヨーグルトやクッキー等に入れる
<ヨーグルティアその他活用>
低温調理で発酵が得意なので、以下のレシピも人気のようです。
タニカの公式ブログには他にも様々なレシピがあるので、のぞいてみると楽しいですよ。
・塩麹
・醤油麹
・納豆
・ローストビーフ
・温泉卵
美味しい・楽しい・節約!!

すっかり気に入ったヨーグルティア。
実家でも毎日ヨーグルトを食べていると聞いたのでプレゼントしてみました。
今では父が作るのにハマったらしく、せっせとヨーグルトを作っているようです。
実験感覚で作る楽しみ、出来上がりを食べる楽しみがあるので、
定年後に家にいる時間が長くなった方のプレゼントや、小学生などの自由研究にもいいかもしれません。
ヨーグルト単体でも色々な種類が作れるだけでなく、それ以上に低温調理のレシピが豊富なヨーグルティア。
健康的に食べて節約&時短にもなるだけでも嬉しいですが、さらに料理のアイデアも広がります。
気になっている方はぜひ使ってみてくださいね。